債務整理の種類

借金を返済するための法的な処置として債務整理がありますが、一口に債務整理と言ってもいくつかのやり方があります。主な種類としては、「任意整理」「個人再生」「自己破産」が一般的です。


「任意整理」は裁判所を通さないことから、債務整理のなかでは１番手続きが簡単な方や法になります。債権者と交渉をすることで借金の減額や利息カットを行っていきます。ただし、あくまでも話し合いになるため、必ずしも借金が減るわけではありません。


次に「個人再生」は裁判所を通さなくてはいけないため手続きが複雑になってきますが、任意整理よりも大幅な借金の減額をすることができます。一部の資産は没収されますが、家や車は手元に残るためこれまでの生活を守りながらも借金の負担を大きく減らせます。


最後に「自己破産」ですが、これは借金をすべてチャラにする手段になります。借金をすべて精算するかわりに、あなたの資産のうち２０万円を超えるものはすべて没収されます。どうしても借金が返済できない場合の最終手段になります。

タグ：債務整理